マイナンバーカードの保険証利用について
当院は、医療DXを通じて質の高い医療を提供するため、十分な情報を取得・活用して診療を行えるよう取り組んでいる医療機関です。
マイナンバーカード等を利用したオンライン資格確認システムを導入しています。
本年12月2日から、現行の健康保険証は発行されなくなります。
オンライン資格確認とは
健康保険証として紐づけされたマイナンバーカードまたは健康保険証を利用してオンラインで資格情報等を確認することができる制度です。
当院ではマイナンバーカードが健康保険証としてご利用頂けます。(以下、マイナ保険証という)
マイナ保険証のメリット
1 よりよい医療を受けることができる
マイナ保険の利用で、診療情報等の提供に同意いただいた場合、特定健診情報や診療・薬剤情報を確認し、医療の向上に役立てます。
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000843666.pdf
2 窓口で限度額以上の支払いが不要になる(高額療養費制度)
医療機関等で高額な医療費が発生する場合でも、マイナンバーカードを保険証として利用することで患者様が一時的に自己負担したり、役所で限度額適用認定証の書類申請手続きをする必要がなくなります。
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000843688.pdf
3 就職・転職・引っ越しによる保険証の更新が不要になる
就職・転職・引っ越しに伴う新たな保険証の発行が発行が不要なため、健康保険の加入手続き完了後すぐに保険証として利用できます。
※注意点
・マイナンバーカードを保険証としてご利用頂くには事前の登録が必要となります。
・政府が運用するオンラインサービス「マイナポータル」へ登録して頂くか、当院に設置している顔認証付きカードリーダーからお手続き頂けます。
・公費負担医療証・子供医療受給者証・特定疾患医療受給者証はマイナンバーカードによる資格確認を行う事が出来ませんので、全てご持参ください。
マイナ保険証の利用方法
利用希望される患者さまは、来院時の際、受付に設置してあります顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードをかざしてください。(医療保険の新規加入直後、保険証が失効している場合など、加入状況が確認できない場合がございます。)
*カードリーダーの使い方
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000843602.pdf
12月2日以降の受診方法
マイナ保険証がある方 | マイナ保険証がない方 | |
---|---|---|
・マイナ保険証 | ・従来の保険証(有効期限までに限る) | |
受診方法 | ・従来の保険証(有効期限までに限る) | ・資格確認証 |
・資格確認証(後期高齢者医療制度の方のみ) |
- 国民健康保険証の方
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/file_0009_00002.html
- 後期高齢者医療制度保険証の方
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/file_0039_00001.html
・生活保護受給者の方
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/192_00003.html
社会保険証お持ちの方
・全国健康保険協会(協会けんぽ)の方
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/event/cat550/sb5010/mytourokukakunin
・地方職員共済組合の方
https://www.chikyosai.or.jp/mynumber
・公立学校共済組合の方
https://www.kouritu.or.jp/topics/kumiai/kojinbangocard_08/index.html
・保険者番号が【06】で始まる会社組合の方
各会社へお尋ね下さい
資格確認証について
よくある質問
マイナ保険証がないと受診できませんか?
マイナンバーカードを持っていない方や、マイナンバーカードをお持ちでもマイナ保険証としての利用登録をしていない方には、健康保険証に替わる「資格確認書」が送付されます。
「資格確認書」を提示することで、引き続き受診いただけます。
マイナンバーカード以外に何が必要ですか?
マイナ保険証だけでは必要な情報を全ては確認できませんので、医療証、公費受給者証などは必ずお持ちください(医療証、公費受給者証をお忘れの場合は、保険証での負担額のお支払いとなります)
マイナンバーカードを毎回持ってくる必要がありますか?
はい、マイナンバーカードは厚生労働省の指示により、毎回持参いただき、マイナ受付をしていただくことになっております。よろしくお願いいたします。
マイナ保険証が使えない場合がありますか?
マイナンバーカードの破損や有効期限切れ、マイナ保険証への未登録などにより資格確認が行えない場合があります。その場合目視での本人確認を行います。
確認できない場合は従来通り健康保険証でも資格確認いたしますが、お持ちでない場合、当日全額自己負担とさせていただき、後日健康保険証のご持参時に清算させていただく場合がございます。ご不安な場合は健康保険証も一緒にご持参ください。
マイナ保険証を使わないと支払が増えますか?
現在、初診および再診の場合に「医療情報取得加算」という項目で算定があり、マイナ保険証を使用した場合が少しお安くなります。
概ね0円~10円のご負担増になりますので予めご了承ください。
個人情報が心配です
オンライン資格確認のネットワークは通常のインターネット回線ではなく専用回線を利用しているのでご安心下さい。また目視確認の場合を除きマイナンバーカードをスタッフがお預かりすることはありません。また個人番号や銀行口座情報なども取得できないようになっております。マイナ保険証で医療機関への情報提供の同意をされた場合、24時間に限り医療機関側は他院での診療情報、2021年以降の薬剤情報、2020年以降の特定健診情報を得ることができます。なお、現在は疾病名の情報は得られないことになっております。
「資格確認書」と「資格情報のお知らせ」の違いは?
マイナ保険証を持っている人へ「資格情報のお知らせ」、マイナ保険証を持っていない人へ「資格確認書」を送付されるようです。
「資格情報のお知らせ」は、認証できない、暗証番号忘れ、またはカードリーダーが故障している場合などはマイナ保険証が利用できないため、「資格情報のお知らせ」も一緒にご提出ください。
(注:「資格情報のお知らせ」のみでは受付られませんので、ご注意ください)